PDFから必要なページだけを抜き出す・分割する方法

「100ページある資料のうち、3ページだけを取引先に送りたい」「章ごとに別のファイルに分けたい」――そんなときは、PDFの抜き出し(抽出)や分割を使います。この記事では、その方法と注意点をまとめます。

「分割」と「抜き出し」の違い

操作結果使う場面
分割1つのPDFが、複数のPDFに分かれる章ごと・1ページずつなど、全体を区切りたいとき
抜き出し選んだページだけで、新しいPDFができる一部のページだけを共有したいとき
ページ削除選んだページを除いた、新しいPDFができる不要なページが少しだけあるとき

どの操作でも、元のPDFはそのまま残ります。

ブラウザのツールで抜き出す・分割する

てのひらPDFのPDF分割では、3つの分け方を選べます。

  • 範囲を指定して分ける:「1-3, 4-8, 9-」のように入力すると、範囲ごとに別のPDFになります。
  • 一定のページ数ごとに分ける:「1」なら1ページずつ、「10」なら10ページずつに分けます。
  • 選んだページを抜き出す:サムネイルをクリックして選んだページだけで、1つのPDFを作ります。

不要なページが少しだけなら、ページ削除で取り除くほうが早い場合もあります。

Macの「プレビュー」で抜き出す

  1. PDFをプレビューで開き、「表示」メニューから「サムネール」を表示する
  2. 抜き出したいページのサムネールを選ぶ(Commandキーで複数選択)
  3. 選んだサムネールを、デスクトップやFinderのウインドウにドラッグする

ドラッグしたページだけが入った、新しいPDFファイルができます。

Windowsで抜き出す:「PDFとして印刷」を使う

Windowsでは、印刷の機能を使ってページを抜き出せます。

  1. PDFをブラウザ(EdgeやChrome)などで開き、印刷の画面を開く(Ctrl+P)
  2. プリンター(送信先)に「Microsoft Print to PDF」または「PDFとして保存」(Chromeでは「PDFに保存」)を選ぶ
  3. ページの指定で、抜き出したいページ番号を入力する
  4. 印刷(保存)して、ファイル名を付けて保存する

手軽な方法ですが、印刷の仕組みを使ってPDFを作り直すため、リンクやしおりが失われたり、ファイルサイズが大きく変わったりすることがあります。元のPDFの内容をそのまま残したい場合は、分割用のツールを使うのがおすすめです。

共有する前に気をつけたいこと

見せたくない情報が残っていないか

一部のページだけを社外の人に送る場合は、送るファイルに見せてはいけない情報が残っていないかを必ず確認しましょう。PDF編集ソフトの中には、ページを削除したように見えても、データの一部がファイルの中に残る保存方法をとるものがあります。

てのひらPDFの分割・ページ削除は、残すページだけを使って新しいPDFを作り直すため、選ばなかったページの内容が保存したファイルに含まれることはありません。

ファイル名

分割したファイルには、元のファイル名にページ番号を付けた名前(例:資料_p1-3.pdf)が付きます。送る前に、内容が分かる名前に変えておくと親切です。

この記事で紹介したツール

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